大阪市鶴見区緑の漢方と調剤の薬局です。

うがい薬について

  
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うがい薬について

お薬の説明を 出来るだけわかりやすく 書いていきたいです

 うがいは何を使えば良いですかと ご質問がありましたので、うがいについてお話します

その昔、風邪で受診すると、必ず<私の意見です>というほど、聴診器で前後 胸の音を聞いて 

ルゴール<複方ヨードグリセリン>液をのどの奥に ぐるんとして

お薬といっしょに イソジン<ポピドンヨードガーグル>のうがいが出てました

そうテレビで 吉村さんが 発表してしまった あのイソジンです

春は風も強いし、花粉やPM2.5  黄砂など色々なものが飛んでいるので

うがいしたくなる お気持ちよくわかります

うがいは、含漱<がんそう>用 含漱剤と分類されるもので

主に先程のイソジンは茶色の色をしたものと

青色の袋や 白に青字などの アズレン<アズノール>の 二種類です

イソジンは、殺菌効果がとても高く 外科用剤もちろん濃度、濃さは うがい用とは違いますが

テレビのドクターヘリや 災害現場で緊急の処置など バシャと患部にかけるのがこれです

しかし、イソジンうがい用は使いすぎると のどの粘膜を乾燥させてしまいます

えへんムシの原因にも 

外出からの帰宅時 人との面会時などに使用し

もしくは のどに違和感があり、殺菌消毒をしたいと感じた時です

また、ヨード <ヨウ素>は、甲状腺機能亢進症の方は使用出来ません

アズノール、アズレンは炎症をおさえる効果が高く、のどの痛みや 口内炎などにつかいます

ぬり薬や、目薬、胃腸薬にも 含まれているものがあります

日本人が発見、開発、製剤化され ノーベル化学賞候補にまでなったこともあります

ほとんど副作用のないお薬ですので ひんぱんに使用しても イソジンのように粘膜を刺激したり 乾燥させることも ありません

私は、店頭でいるときは イソジンを使用した後 次にアズレンを使います

治療と 予防 両方の効果が期待できます

一度に両方 処方できるかは 保険適応にもより 微妙な点はありますが

 まずは 薬剤師にご遠慮なく 相談してくださいね

  薬の説明は 薬剤師の仕事です

     さとちゃんのいる 三友薬局みどり店

             管理薬剤師  ちゃたに さとみ

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