大阪市鶴見区緑の漢方と調剤の薬局です。

薬局とは 

  
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薬局とは 

薬剤師として薬局で仕事をしていると しんどい<大阪詞>だるい、疲れた、えらい、きつい、 ほぼ困ったときに 来局されることが多いので こちらも御相談をうけて 色々考えたり、あれこれ薬を選ぶのに悩んだりしながら漢方薬を処方しますが 年末になると 今年も1年おかげさまで元気に過ごせました~と 言って頂けることがあります 皆さん  癌、難病、様々な持病をお持ちの方 またご高齢の親や親戚を介護されている方 そしてそれらのご家族の方々 

今日は以前、引きこもりの息子さんと6年間くらしたお母さま その後 息子さんは東京で就職されていたのですが 今回ご結婚が決まったと とても嬉しいお話しを頂きました もう十年以上前のことですが、、

あの時は 先の見えない 真っ暗闇で いっその事、一緒に、、とまで思い追い詰められご相談にみえたのでした とにかく私が心配したのは 息子さんもそうですが それを支えるお母さまです

はじめの頃は コンビニのお弁当やスーパーでお惣菜を買うついでに いらしていました 幸いにも息子さんは お部屋の前に食事を置くと食べてあるとのこと ただ いつも袋をちょっと見た感じではお弁当は一つだけ、息子さんのお話しを一生懸命されるお母さまは ほとんど食欲がないと、、、気うつからくる食欲不振、気滞もあり 心配で胸が苦しくお腹が空かない 何回かお話を聞くうちに やっとご自分のことを話されました 

お母さま 胃が悪いのでと病院で処方されていたのは ファモチジン=ガスターと ドンペリドン=ナウゼリンでした  でも食べたくない、食べられない

これではお母さまの体力が持ちません 漢方薬 を飲んで頂き

小さい頃の息子さんの好きなものをたずねて体調のよいときは お料理の話しから 季節、季節でお献立を一緒に考えて だんだんとお買い物も野菜やお肉などの食材が増えてきました 良かったことは お料理好きな方だったのです お料理をするようになると だんだんと お料理が気分転換になり 味見や残りものでも徐々にお母さまも食べられるように もちろん 息子さんも 栄養がとれるお母さま手作りの食事を食べて ある日 突然やりたい事があるから就職すると 東京へ、、びっくりですよね、  ただ6年の歳月がかかりました ときどき お食事と一緒に漢方サプリ お茶 など でも なかなか服用頂けませんでしたが とにかく栄養さえ取れていれば いつか必ずと 毎回、毎回 ずっとお伝えしていました

余談ですが お母さま 今は 子ども食堂で頑張っておられます 食事の大切さを伝えたいそうです

薬剤師としてどなたかの支えになる 感謝して頂けるとは おこがましいですが 今日のような嬉しい良い年末でありたいです 皆さんは また来年もよろしくねと 言われるのですが 薬屋がよろしくとは言いにくいです 

元気で健康であれば必要のない場所ですから でもいつも お話しだけでもいらして下さいね~とお伝えしています  私共の薬局はそんな薬局です

 さとちゃんのいる三友薬局みどり店 管理薬剤師 ちゃたにさとみ

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