大阪市鶴見区緑の漢方と調剤の薬局です。

オーバードーズ

  
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オーバードーズ

お薬のこと 出来るだけわかりやすく書いていきたいです

お薬不足のことや オーバードーズ <お薬の本来の目的以外に使用し 規定量より多くのむこと>

 のことが連日テレビなどで報じられています ね~ほら こんなことになるよね~と

薬剤師仲間では 話している今日この頃です

身体の不調を治す、例えば熱や咳、鼻水など、さまざまな薬は 元々私たちの薬局では

OTC, オーバーザカウンターと呼ばれ カウンター越しに 並べ 説明をした上で売らなければならないとされてきました

それが、薬局ではなく 薬店 ドラッグ コンビニなど 自分で手に取り 会計レジまで運ぶ販売に  規制緩和と言って良いのでしょうか  販売の形態に色々な変化が出来ました

箱にある説明を自分で読んで判断し ある意味 自己責任で服用して もちろん 医師 薬剤師等に相談することとは 書いていますが

必然的にだんだんと 薬の効果も弱いものに変えられて どんどんメーカーも守りみたいなところにまで気を使わなくてはならないような、摂取すると舌が青くなるよう色付け等の 注意喚起もそのためです

問題は 市販の風邪薬や咳止めのお薬でも ぜんそくの既往歴<生まれてから今まで 過去にかかったことのある病気や症状>が ある方や 心臓の持病のある方には とても危険なものがあり 安易に箱に書いている症状だけで飲むと 大変なことに なりかねないということです 

だから 病院へと導く方向だったのが 医療費がどんどん増えて いや軽い症状なら 自分で薬買って下さいみたいな 方向転換、紆余曲折、政策失敗、あ、【あくまで個人の感想です】って 生さだ みたいになっていますが  

悲しいのは そこのところの説明が出来る 薬剤師が出てこないこと 薬不足は 医療費削減のため 薬価<保険で請求する薬の値段>をどんどん下げたため、それと後発医薬品を全く同じという位置づけでここまできたこと 【あくまで個人の感想です】言いたいことが どんどん言えない状況に

薬剤師なんていらないんじゃないかと 自暴自棄におちいります

話は戻りますが 自分の身体の状態 赤ちゃんから今まで 知っているようでも一部かもしれないので 親など良く知る方にまず聞いて 使用した薬などメモしておいて下さい  抗生物質でも人によりダメな種類 過去に感作<アレルギーのような反応がでること>が おきたものなど とても重要です

それを知った上で 薬を選ぶときは 是非とも薬剤師に相談してください

処方された薬をそろえるだけが 薬剤師の仕事ではありません

人により 各個人により 身体はみんな違うので 身体の半分は親から頂いた栄養で出来ていて もう半分は毎日 口からとる栄養で出来ている 漢方の考えでもありますが 違っていて当たり前ですよね

今日はちょっと 憤りが入ってしまいました

オーバードーズで快楽を求める若者に言いたいです 自分の大切な 一つしかない身体を もっと 大事にして欲しいです 

 お薬の説明は薬剤師の大切な仕事です わからないことがあれば 遠慮なくご相談下さい

  さとちゃんのいる三友薬局みどり店  管理薬剤師 ちゃたにさとみ 

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