大阪市鶴見区緑の漢方と調剤の薬局です。

続 トイレが近い

  
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続 トイレが近い

お薬のこと 出来るだけわかりやすく書いていきたいです

梅雨に入り 蒸し暑くなり 熱中症のニュースも 多いこの季節です

からだの汗が まだ上手に発散出来ないため からだ中に熱がこもります

今の時期、もう暑いからと シャワーだけですまさずに 入浴して しっかり汗をかく必要があります

冬のあいだ熱を逃がさないように閉じられていた毛穴、汗のでる部分を 開かせて熱を発散する必要があるからです。四季のある日本、特有のからだの調節です

さて、汗と同じ水分代謝の尿、トイレの回数ですが 回数をきにされて 水分摂取を控えるのは 逆効果です。色の濃い尿がでたら 水分を増やしてください この色の濃い尿は 熱中症のサインでもあります 水分を多くとると一度に出る尿の量が増えてトイレの回数も減ります 少ししか出ないと またすぐ行きたくなります

膀胱に尿が少ししか 貯められなくなる、貯められないから またいきたくなるのです

よく泌尿器科の説明に ある程度トイレをがまんすること と 書かれていますが

がまん出来るぐらいなら してますよと 思うでしょう これは、説明が足りていませんね

行きたくないのに 次トイレの場所があるかないか心配だから等 またそろそろ時間でいきたくなるかもとか そういうときは 少しがまんしてください との 説明が要ります

ヨーヨー釣りのゴム風船 思いうかべてください 新しいあいだは お水を沢山ふくみプルプルしています。時間がたつと しぼんでシュワシュワ 中の水も蒸発したのでしょうか だんだん小さくなりますね  ここがとても大切です

人間みんな歳をとり 老化していきますが いちがいに年齢比例ではありません

お若いですね、と 人から言われる方は 全ての臓器、血管、皮膚がプルプル状態を維持しているということです

皮膚の次に 自覚できるのが 膀胱の尿のため方でもあります

特に前回の方のように お薬を多く服用している方は お薬を溶かすために水が必要です

上手に飲めるからと 少量の水では溶けません からだの中の水が使われたり 最悪溶けずに残ることもあり得ます 溶けたり溶けずに残ったお薬を排出するために 肝臓、腎臓は処理工場なのでフル稼働大忙しになります そのため尿を作るにも時間がかかってしまいます

処理工場のパンク これが 色々な病気をおこします

あくまで 私個人の考えるイメージですが 伝わりましたでしょうか

お薬の説明は 薬剤師の大切な仕事です 遠慮なく相談してくださいね

  さとちゃんのいる 三友薬局みどり店 管理薬剤師 ちゃたに さとみ

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