大阪市鶴見区緑の漢方と調剤の薬局です。

高齢の方の体重減少

  
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高齢の方の体重減少

台風の影響が 鉄道や空の便に まだまだ続いています

明日から九月 ながつき ですね   夜が長くなる月と 覚えなさいと習いました 

酷暑で ご家族や親せき お知り合いの方など 瘦せておられませんか 暑さで食欲がなかった 

あまり食べられなくなった など これからの季節は要注意です

特に この夏は 熱中症予防から 常に水分摂取を かなり進めてきました

水分摂取は とても大切ですが 腎臓の機能が しっかり働かないと 体の余分な水分を 尿に充分に出せず 足がむくんだり 肩や手足の関節部分が 重い だるい 痛くなったり めまいが おきたり

さまざま症状にあらわれます

これらの症状を改善するには 食べるものからの エネルギーが とても大切で必要になりますが 

食べるものが少なかったりして 栄養が不足すると 体の筋肉から 使おうかな~ということになり 体重減少がおこります  やせている方で こむら返りが起きたり 心臓がドキドキしたりするのは そのせいです

胃袋 <あえて袋とつけました>は 食べ物が中に入らないと どんどん小さくなってしまいます

もう要らない 食べたくない この状態が進むと  からだを動かせなくなり 内臓や脳も働かない状況になります これが 老衰です

でも しんどい だるい と訴えて受診すると え~ 何処に異常があるのかな まず検査 血液検査をしましょう となりがちです

栄養がないのに 血液をとると 余計フラフラに なるのに、、、

どんどん 瘦せてしまいます

漢方では 胃腸の状態を 表す言葉が 沢山あります

胃腸 すなわち 漢方では <ちゅう> ですが 消化の機能を胃 吸収の部分を脾と 表し 分けて考えます 例えば 食べることはできるが 太れない 胃は強いが脾が弱いと 表現します

他にも 食滞=つかえる 食べられないこと   腑気不通=腹痛 便秘など  胃熱  胃気虚  胃陽虚 胃陰虚  胃中留飲  胃内停水(飲) 

まだまだ沢山あり 漢方薬では それぞれ使うお薬が 違います 

そこを見極め 漢方を選ぶのが 私たちの仕事です そこ薬剤師が得意です

また 胃腸の不調だけではなく 違う疾患に使う漢方薬でも 必ず胃腸病に使用する生薬が含まれているのが 漢方薬の素晴らしいところだと 私は思います

必要な栄養をとることは  元気を得る 生きることです

ご心配なことがあれば いつでもご相談下さい

お薬の説明は薬剤師の大切な仕事です

 

さとちゃんのいる三友薬局みどり店 管理薬剤師 ちゃたにさとみ

   大阪市鶴見区緑1-8-12 ☎06-6933-9214

         平日9:30~19:30  土曜日は17時まで 

          日曜祝日は休業です

                  

 

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